決済システムのすべて 読了につきメモ。
- 決済
- 債権・債務関係を解消すること。
資金決済、外為決済、証券決済。
- 決済システムの要件
- 堅実かつ効率的な運営。
リスク管理。
流動性の供給と配分。
決済のプロセス:
- payment
支払指図の送付と受取
- clearing
決済尻の算出
- settlement
決済尻の受払
- ファイナリティ
- 決済完了性。決済の取り消しがないこと。
現金またはセントラルバンクマネーの受渡が完了し、債権・債務が消滅している状態。
- 決済リスクとエクスポージャー
- 決済が実行されないために損失を被るリスク。
金額×期間。外為決済では時差も要因になる。
- 決済リスクの削減
- 決済金額の削減には、
当事者間での債権・債務を相殺した差額分のみとするネッティング、
取引枠を設定し未決済残高を監視する。
期間の短縮には、
リコンサイル(決済結果の照合・確認)の早期化、
決済時点の繰上げ(Real-Time Gross Settlement)、
同時決済により価値交換の時差をゼロにする。
- ロスシェア・ルール
- ネット決済システムでは、支払不能参加者(defaulter)の発生により、
決済が完了しない支払指図が残るが、影響を最小限に抑えるために、
参加者が未決済残高分を負担する。
破綻行支払(defaulters pay)、生存者負担(survivors pay)、第三者負担(third parties pay)。
- 流動性
- RTGSシステムでは、十分な資金源がないと決済が実行されない。
お互いに支払を待つ、すくみ状態になりやすい。
- ハイブリッド型決済
- ネット決済システムとRTGSシステムとの混合
- インテグレイテッド・システム
- ネット決済機能とRTGS機能の両方を備えたシステム
ランファルシー基準:
1. ネッティング・システムが法的根拠をもつこと。
4. ネット負債額が最大の参加者が決済不能になった場合にも、タイムリーに決済を完了できること。
- Lamfalussy-Plus
- 支払不能となる参加者の数に関わらず、どのような状況下でも
確実に決済を完了できる
- S.W.I.F.T.
- Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication.
共通ネットワークの構築と通信フォーマットを統一し、
インターバンク取引を効率化するため、1973年にベルギーに設立された協同組合。
Fri, 15 Feb 2008 23:46:13 +0900